2011/03/21
更新
機関車
 黒部峡谷鉄道の電気機関車は1974年に導入されたEH101+EH102を除きすべてED型で、シーズ中の観光
列車は重連で、関電専用列車は単機で使用されている。凸型電機のED15、ED16を改造して生まれたEH101+
EH102は重連使用を前提に片方の運転台を省略したもので単機での運転も可能。型番にRが付いているものは増速型
改造が実施された事を示している。型番にMが付いているものは定格牽引力を向上されるため歯車比を変更した事を示し
ている。運転席の前面窓が張り出している。前面窓は最初2枚窓だったが1枚窓に改造された。EDR19のみ前面窓の
張り出しがない。1991年と1994年に増備されたEDM32とEDR33と1993年に凸型から箱型に改造され
たEDR17は張り出しが裾まで延長されている。
 凸型電機は4両存在するが、EDS13は宇奈月駅構内でED9、ED10、ED11は欅平駅と欅平下部駅との間で
入替に使用されていて通常見ることができないが、機関車点検などで工事用列車を引いて宇奈月へ戻った時のみ見ること
ができる。
 黒部峡谷鉄道は11月末から4月末まで冬季運休となるが、雪害、雪崩から設備を守るため鉄橋や架線を撤去するが、
その作業車両を牽引するディーゼル機関車が2両存在する。また、黒薙駅から分岐する黒薙支線は非電化のため、ここへ
の貨物輸送や、架線の補修工事にも使用される。最初DD22とDD23があったがDD23が転落事故で2000年に
廃車になり、2001年にDD24が代替製造された。その他蓄電池機関車が存在する。

柳橋−宇奈月間を走るEEDR28+EDR29

柳橋−宇奈月間を走るEHR101+EHR102

宇奈月駅で待機中のEDM22

非電化の黒薙支線へ向かうDD24

EDS13

EDR20+EDR28

EDM32

EDR24

猫又引き込み線のDD22

欅平駅で待機の中EDR33+EDR27

宇奈月駅構内入れ替えのEDS13

宇奈月へ戻ったED9

ED9,ED10,ED11,EDS13,EDR17,EDR18,EDR19,EDR20,EDR21,EDM22,EDM23,EDR24,EDR25,EDR26,EDR27,EDR28
EDR29,EDM30,EDM31,EDM32,EDR33,DD22,DD24,BB1,BB2


客車
 黒部峡谷鉄道の観光列車用の客車は窓の無い1000系、窓付きの2000系、2500系、2800系があり、それ
ぞれに手動ブレーキと放送設備を備えた車掌車がある。その他1両のみ製造されたボハ3000形がある。1000系以
外は特別車となり、運賃以外に特別料金が必要となっている。特別料金は2000系が360円、ボハ3000が630
円、2500系と2800系が520円となっている。黒部峡谷鉄道での呼称は2000系が特別車、ボハ3000がパ
ノラマ車、2500系と2800系がリラックスカートなっている。シーズン末は寒さが厳しいため1000系は運行さ
れないが運賃が20%引きとなる。これらは総てボギー車で、塗装は1000系がオレンジ1色、2000系が窓周りオ
レンジ、腰部焦げ茶色、その他は白と赤の2色になっている。
 その他に1000系以前に使用されていた2軸客車がある。元々貨車として製造されたものを客車に改造したもので、
関電専用列車に使用されている。関電専用車両には2500系と同じ2550系が12両と2000系改造のボハ210
0がある。

黒部峡谷鉄道の代表的客車ボハフ1000形 旧塗装

ボハ1000形

ボハフ2000形、ボハ2000形

ボハ2800形

1形式1両のみのボハ3001

ボハ2500形、ボハフ2500形

2800系リラックス車

2000系に挟まれるボハ3001

ボハフ2800形

関電専用列車用2軸客車

晩秋は乗客が少なく単機牽引

トンネル通過中の1000系

貨車
 黒部峡谷鉄道は 黒部峡谷に点在する発電所の建設や完成後の物資運搬が目的の鉄道であったため、沢山の貨車が存在
する。撮影できたもののみ掲載。

5屯積みの大物車に小型タンクローリーを積んでいる

ト形の側板を外しゴミ回収容器積載

ト320+ト248

ナチ4ボギー式長物車

チ111+オト677+チ135

ワ8有蓋車

チ131+オト610