2010/10/15
 更新
2008/05/12 更新 

かつやま
路線:えちぜん鉄道勝山永平寺線

比島  勝山
所在地:所在地:福井県勝山市遅羽町比島                 最終取材日:2010/04/04

勝山駅舎

2番線のMC6105福井行き

 勝山駅は京都電灯福井支社の鉄道路線が勝山まで開通した1914(大正3)年3月11日に開業した。同年4月
10日には大野口まで延伸されたが1974年8月13日に勝山−京福大野間が廃止されている。
 開業当時は、もちろん九頭竜川対岸の無人の地であったが勝山の町の玄関口となった。この路線は電灯会社の経
営だけに北陸地方では初めての電気鉄道だった。
 現在の運行は勝山駅で行き違いをする形態になっており、福井からの列車が到着すると同時に福井行きが発車す
る。開業時は車輌不足などから駅舎側1番線のみを利用して5分くらいで折り返すようになっていたが、遅延が発
生した場合、後続のダイヤが乱れるため車輌が揃ってからは現在の形になっている。
 駅すぐ奥に大阪特殊合金勝山工場がある。この工場は元は京都電燈株式会社勝山電化工場でカーバイトを生産し
ていた。昭和初期に銑鉄の生産を開始し1971(昭和46)年大阪特殊合金と合併して現在に至っている。勝山橋
を渡った対岸には1984(昭和59)年完成した弁天緑地公園では、ウォーキングなど勝山市民の憩いの場となっ
ている。
 駅から約2kmの所に福井県立勝山高校福井県立勝山南高校がある。勝山駅前からは、サンプラザ、勝山土木前
勝山警察署前、農協会館前、恐竜博物館前、水芭蕉、社会保険病院、サンプラザを廻って勝山駅前へ戻る勝山市の
コミュニティーバスが運行されている。
 鉄道存続に最も熱心だった勝山市では電車の利用促進策としてえちぜん鉄道利用者に助成を行なっている。内容
は回数券は1割助成、通勤定期、通学定期は5%助成、通学定期3ヶ月以上は10%助成となっている。
 2010年4月4日、久しぶりに勝山駅を訪れた。駅は以前とあまり変わってはいないが、発着するバスが変わ
っていた。勝山市のコミュニティーバスと3路線が勝山市のバス・タクシー会社大福交通の運行になっていた。
 勝山駅の大野側に電気機関車テキ6が無蓋貨車ト68を一両繋いだ状態で駐めてあり、早速、前から、後ろから
真横から撮影した。九頭竜川の堤防まで歩き左岸から勝山の市街地を眺める。堤防からは経ヶ岳、越前大仏、勝山
城博物館、荒島岳が見える。勝山城博物館は名古屋城に匹敵するくらいの立派な天守閣だが、勝山城趾には現在市
役所が建っており、本来の勝山城とは無関係で関西でタクシー会社を経営して成功した勝山市出身の多田清氏が、
越前大仏と共に私財を投じて平成4年に完成したもの。越前大仏は高い入場料から訪れる人もなく、寂れるに任せ
ていたが、現在は臨済宗妙心寺派大師山清大寺が引き継ぎ、拝観料500円と普通の寺並になっている。臨済宗に
は多くの宗派があるが妙心寺派は末寺3500以上の臨済宗最大の宗派で本山は京都市の妙心寺。

ホームから福井方向

ホームから大野方向

駅名表示板

ホーム

構内踏切

2番線ホームの待合室

駅舎入口

レンタル自転車

駐車場から勝山駅

駅前の恐竜像

駅舎前のトイレ

パーク&ライド駐車場への踏切

踏切から勝山駅

駐輪場

パーク&ライド駐車場

駅前側から勝山橋

左岸堤防から勝山橋

駅前から芝原団地方向

左岸堤防から荒島岳

車内から恐竜博物館

左岸堤防から越前大仏清大寺

左岸堤防から勝山城博物館

駐車場山腹の僧侶像

大阪特殊合金勝山工場

駅前の京福バス

大福交通コミュニティーバス

大福交通恐竜博物館行き

ホームからテキ6と無蓋貨車ト68

到着する勝山行き

停車中のMC6001

2番線のMC6105福井行き

2番線のMC6105福井行き

駐車場からテキ6と無蓋貨車ト68